長野県のしなの鉄道は15日、169系最後の定期運行を行う。S51編成とS53編成をつなげた6両編成に専用ヘッドマークを掲出し、小諸~軽井沢間を往復で運転する。

しなの鉄道169系の定期運行は3月15日で終了。4月29日で全編成が引退予定

定期運行最終日は、スタフ型台紙付きの記念乗車券を発売。戸倉~軽井沢間の「2734M記念乗車券」と、軽井沢~戸倉間の「2783M記念乗車券」の2種類で、発売額はどちらも1,170円。「2734M」は朝9時頃から、「2783M」は19時頃から、それぞれ352枚限定で販売する。2734Mについては、在庫がある場合に限り21時30分頃からも販売する。また、最後の定期列車となる2783M(軽井沢駅20時20分発・戸倉駅21時27分着)では、戸倉駅到着後に記念乗車証を配布する(希望者のみ)。

なお、169系は定期運行を終えた後、3月23日に臨時急行「あの夏で待ってる」号として上田~軽井沢間を1往復運行。上り列車は上田駅13時5分発・軽井沢駅13時42分着、下り列車は軽井沢14時37分発・上田駅15時34分着。下りでは小諸駅にて約20分間停車し、ホーム上から隣接線の留置車両と並んで撮影できるようにする。臨時運行に先立ち、11時40分頃から12時30分頃まで、しなの鉄道本社前にて記念撮影会も実施。169系と「あの夏で待ってる」ラッピング車両(115系S2編成)を並べて撮影できるという。