パナソニックは3月8日、防水タイプのポータブルテレビ「ビエラ・ワンセグ SV-ME580」を発表した。発売は4月30日で、価格はオープン。推定市場価格は25,000円前後となっている。
同日に発表された「SV-ME7000」と同様にIPX6/7相当の防水設計となっており、風呂場などでも使用できるポータブルテレビ。受信放送はワンセグ放送となっている。
バッテリーは内蔵式の充電池と単3形乾電池×4本を併用することが可能。使用可能時間は、内蔵充電池を使用した場合で約7時間、単3形アルカリ乾電池(パナソニック製アルカリ乾電池「EVOLTA(エボルタ)」)を使用した場合で約5時間となっており、併用した場合の使用可能時間は最長で約12時間となっている。なお、乾電池はアルカリ式とニッケル水素式が推奨されており、マンガン乾電池やリチウム充電池などの使用は禁止、あるいは非推奨となっている。
なお、受信したワンセグ放送をSDカードに録画することも可能。視聴中の番組を録画する以外に、番組表で指定した番組を予約録画することもできる。そのほか、パナソニック製の薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」シリーズやHDDレコーダー「DIGA(ディーガ)」シリーズで録画した番組をSDカードに転送しておいて、本製品で視聴することも可能だ。
主な仕様は、ディスプレイが5V型・480×272ドットの液晶方式で、受信チャンネルがUHF13~62ch、内蔵スピーカーの出力が300mW×2。接続インタフェースは、ヘッドホン出力(3.5mmステレオミニ)とSDカードスロットを備える。
サイズはW178.8×D39.3×H95.4mm(最大外形寸法)、重量は乾電池なしで約316g、乾電池ありで約408g(「エボルタ」使用時)だ。
内蔵充電池の充電所要時間は、通常充電で約5時間、エコ充電で約4時間となっている。