熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

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●「伊勢谷友介と長澤まさみに熱愛発覚!」【ミヤネ】

昨年の『ブルーリボン賞』で隣同士になり、長澤は助演女優賞、伊勢谷は助演男優賞をそろって受賞。その後、4月放送のドラマ共演で急接近し、長澤が撮影で台湾に長期滞在した際、留学経験のある伊勢谷が支えたという。スクープしたスポーツ報知の名取デスクは、「2人はテレビ電話で愛を深めた。このスクープは間違いない!」と自信満々。一方、井上公造が「ネット情報では噂があったけど……」と逃げ腰だったのは、「堤真一と蒼井優が結婚する」と断言して大ハズシした直後だからか。

これまで長澤はAKIRA、伊勢谷は広末涼子や木村佳乃らと交際報道があったモテ男&モテ女。すでに交際半年であり、11歳の年の差を超えての結婚も噂される。

●「大島vs西野のバトルが悪化!? 宮根はバッサリ」【ミヤネ】

キングコング・西野亮廣に夫・鈴木おさむの作品を「面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くない」と批判された森三中・大島美幸が、「お前な、全然おもしろくね~んだよ!」と猛反論していたのだが、この諍いは月をまたいでも全く収束しないという。

その後、大島は西野から謝罪の手紙をもらったというが、「ウソだと思う」「おい、西野。一生、許さない!」とブチ切れ。止めようとするスタッフに「止めんじゃねえ、このヤロー!!」と大暴れした。

しかし、これを見た宮根誠司は、「もうネタになってますね。同じ事務所だから本当にダメなら止めに入るでしょ」とバッサリ。一方、デーブ・スペクターは、「芸能人はホメ合ってばかりだし、○○ファミリーとかも多いので新鮮」とニヤリ。じゃあ、どこかのバラエティー番組で、2人の共演&直接対決が見られるかも。

●「加藤紀子、ひなまつり再婚。証人はさんま?!」【ミヤネ】

40歳を迎えた加藤の相手は、アーティストの川辺ヒロシ。交際のきっかけは小藪千豊が主催する音楽フェス『コヤブソニック』の打ち上げという。加藤は2006年にクリエーターの男性と結婚したが、2010年に離婚。理由は「子どもが欲しい」加藤と夫との意見相違だったとされる。ということは、現在子作り中なのかも。

注目を集めたのは、婚姻届の保証人が明石家さんまだったこと。加藤にとってさんまは、デビュー当時、5年間ラジオ共演した“芸能界の師匠”らしい。宮根が「挙式披露宴はやらないみたいですが、やったら、さんまさんや小藪さんが来て盛り上がるのに」とつぶやくと、松尾貴史は「僕、司会やりますわ!」とノリノリに。いらぬお世話。

●「加藤と山里も被害! “なりすましツイッター”の実態に迫る」【スッキリ】

有名人になりすましたツイッターアカウントを特集。最初に紹介した鈴木福くんのなりすましは、小学生っぽい言葉の書き込みで、すぐにフォロワーが6619人に増えたが、「申し訳ありませんでした。偽物です」と謝罪して終了。何かと話題の剛力彩芽のなりすましは、「24時間テレビのチャリティランナーに決まりました」「○○ちゃんとタバコ吸ってるなう」というひどいものだった。

そして、話は番組MC・加藤浩次のなりすましへ。「今、赤坂で飲んでます」くらいならまだいいが、「しばらく休みます」「めちゃイケなんてどうでもいい」という書き込みは悪質だ。さらに、天の声こと山里亮太も「NON STYLE井上のなりすましにツイッターで絡まれて、本人だと思って返信したら偽物だった」と語ると、スタジオにあきれムードが漂う。

ネット犯罪に詳しい和田秀樹氏は、「やりはじめは出来心だが、反応が来ると陶酔感や高揚感で、その気になってしまう」「相手のイメージダウンなど悪意がある場合も」「芸能人は誕生日や好きな食べ物を公開しているのでやりやすい」と分析した。

●「AI、10年愛を実らせ、“HIRO”と年内結婚へ!」【ミヤネ】

14歳年上アーティスト・音楽集団『カイキゲッショク』のHIROとの結婚を発表したAI。交際のきっかけはラジオの共演で、6年前から同居し、11~12月に婚姻届を出すという。それにしても、「芸能界にHIROってまだいたのか!」心の中で突っ込んだ人は多いのでは!?

ここでHIROと「20年来のつき合い」という内田裕也が登場。「オレの右腕で、今どき珍しい正義感の強い真のロックンローラー。2人のことは知ってたけど、ほほえましいカップル」と祝福した。これを聞いた宮根は、「ということはAIさんも裕也ファミリーに入ったということ?」と取ってつけコメント。全然興味がなさそうだ。

●「マイケルの長男・プリンスが俳優デビュー!」【ノンストップ】

16歳のプリンスが俳優デビューを飾るのは、ドラマ『新ビバリーヒルズ青春白書』。人気シリーズでの華々しいデビューだが、最終回に出演するのみ。そういえばプリンスは、先日アメリカの情報番組でインタビュー記者を務め、「プロデューサー、監督、脚本家、俳優など幅広く活動したい」と話していた。

主演俳優へのステップを歩みはじめたのだが、ここで問題なのがマネージャーを務めるマイケルの姉・ラトーヤ。暴露本を出版するなど、ジャクソン家の中でも一番の問題児で、マイケルの子3人に大量のアイスやお菓子を渡して懐柔したという。ちなみに、子どもたちの出演料は9億円で、その15%がラトーヤに入るとのこと。つくづくマイケルは偉大すぎ。

●「フランス人の夫とハーフの子育て。寺島しのぶ、独占取材」【とくダネ】

話題は長男・眞秀(まほろ)ちゃんの出産秘話から。「母が『私のときはもっと踏ん張れたわ』とか分娩台の耳元でつぶやくんですよ。自分も一緒にいきんでて、最後は一緒に失神しちゃった」と笑う寺島。「長年のつき合い」という武藤まき子リポーターが、「母乳で間に合ってる? あんなぺチャパイなのに」と失礼な質問を振ると、「今、すごいことに(大きく)なってるから。撮影がないのがもったいない」とぶっちゃける。

さらに、「子どもでも1人前の人間として話しかける」「実家に頼らず両親で育てる」「子育てと同じくらい夫婦の関係を大事にする」というフランス流の子育てを披露。武藤が「毎晩ジュテーム(愛してる)って言われてる?」と聞くと、「とりあえず今は言われてる」と苦笑い。ちなみに、「ハーフ初の歌舞伎役者誕生か?」と言われていることについては、「本人がやるといったら」と自然体だった。

●「日本のセレブ・神田うのが言いたい放題!」【ノンストップ】

『バーニーズ・ニューヨーク』新宿店のリニューアルイベントに出演したうの。白馬の馬車に乗って現れ、VIPルームの来場者1号として案内を受ける。案内板に書かれていない隠し部屋は、60畳でゆったりくつろげる広さ。シャンパンを飲んだあと、マネージャーがセレクトしてくれた服を見て、「ピンクは買っちゃったし、似たり寄ったり」とケチをつける。さらに、試着室前のスペースを見つけると、「ここで(美川)憲ちゃんに待ってもらおう。『あ~らいいじゃない』って言いそう」と既に常連モードに。

VIPルームの魅力を「宝石を散りばめた部屋で、オリジナルチョコレートも出る。そんなムードだから『安いな~これだったら買える』ってなっちゃうから不思議」と堂々と話すと、出演者たちはポカン。視聴者にはそれ以上にキツイコーナーだった気が。

●「異色のミスユニバース日本代表、年齢=恋人いない歴だった!」【バード】

ファイナリスト42名が集う選考会で代表に選ばれた松尾幸実さん。身長173cmのスタイルだけでなく、「日本のマンガを世界中に伝えたい」「ネタ探しがきっかけでモデルをはじめた。ついでに頂点取ってきますね。ウフフ」と笑う異色のキャラが話題を呼んでいる。この日もスタジオの長嶋一茂を美少年風に描き、勝手なキャラをつけるなど、バラエティ的対応もなかなかのもの。

さらに、番組の独占インタビューで「今、彼氏はいません」「25年間作ったことがない」「7年半片想いしていた初恋の男性が結婚して失恋中」「自分からきっかけを作って積極的になりたい!」と恋愛トークをぶっちゃけまくった。「3人目の世界一獲得なるか」よりも、「大会後のブレイク確実!」そんな逸材ムードがプンプン。


●「キンタロー。と道端アンジェリカ、遺伝子の恐怖を体感」【スッキリ】

ある新CM発表会に出席したキンタロー。と道端アンジェリカ。横に並んだ瞬間、どよめきが起こる。2人は初対面なのだが、身長差22cm、顔の大きさ約2倍を目の当たりにするとけっこうスゴイ。「本当に顔がデカい。近くに寄るとちょっと怖い」と全く遠慮のないアンジェリカに、「遺伝子の恐怖をお届けできた」と笑いを取るキンタロー。やはり乗っている。

これを見た加藤が「頑張れキンタロー!」がエールを送ると、テリーも「キンタローの方が幸がありそう」と全面フォロー。ただ、柳原可奈子が「同じ女性でもね~」と他人事なのはどうなの?!


3月に入って堤真一の入籍、長澤まさみの熱愛、AIの婚約、加藤紀子の再婚など、早くも春爛漫。なかでも、「崖っぷちからはい上がってきた女」熊切あさ美から目が離せない。 片岡愛之助との熱愛発覚から露出が一気に増えているのだが、ブログに「やっぱり大好きすぎて歌舞伎揚げ食べちゃう」「(おしどりを見つけて)おしどり夫婦になれますように」「(文脈に関係なく、愛之助の愛称)ラブりん」と無双状態なのだ。知り合いの記者が「これで結婚しなかったら再起不能」と言っていた。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など