昨年11月に長期のオフに入ることを宣言したノエル・ギャラガー (C)BANG Media International

元オアシスで、現在はノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズを率いて活動しているノエル・ギャラガーが、オアシスの再結成の噂を一蹴している。

以前、弟のリアム・ギャラガーが1995年にリリースされたオアシスの2ndアルバム『モーニング・グローリー』の発売20周年記念を迎える2015年に、同バンドが再結成する可能性について語っており、一方のノエルもオアシス解散後にリアムとは口をきいていないものの、このメモリアルイヤーは一緒に祝いたいと再結成に前向きな姿勢を見せていた。

しかし今回ノエルは、今年初頭にデヴィッド・ボウイが音楽活動を再開したビッグニュースに比べれば、オアシスの再結成など取るに足りないと考えているようでNME誌に「俺にとって再結成なんてクソ食らえって感じさ」と吐き捨てている。

さらに、現在はビーディ・アイでフロントマンとして活動しているリアムも前言はなかったかのように、オアシス再結成の噂について「そもそも再結成について言い出したのはノエルなんだ。俺は一度もそんなこと言った覚えはねぇよ。オアシスなんてクソ食らえ。くたばれノエル・ギャラガー。俺は興味ねえよ。俺たちはずっとビーディ・アイなんだ」と怒りをあらわにし、兄弟不仲がかえって強調されてしまった。

リアムは、オアシス解散直後の2009年に同バンドのアンディ・ベル、クリス・シャーロック、ゲム・アーチャーらを率いて新しくビーディ・アイを結成している。現在セカンドアルバムを制作中のビーディ・アイだが、リアムは新作について「俺はロックが好きなんだ。ぶっ飛んだ作品になるぜ。もしドラッグをやってるヤツなら気に入るだろうね。ラリってる感じなんだ」と語っている。

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