北近畿タンゴ鉄道は4月14日より、水戸岡鋭治氏デザインによるリニューアル車両の運行を開始する。偶数日に運行する「丹後あかまつ号」(西舞鶴~豊岡間)と奇数日に運行する「丹後あおまつ号」(西舞鶴~宮津~福知山間、福知山~天橋立間)が設定される。
リニューアル車両は、導入から20年以上経過した北近畿タンゴ鉄道の普通車両2両(KTR700形)をもとに、木材をふんだんに使用した内装へと大幅に作り変えた。日本三景の天橋立など、白砂青松と形容される景観を象徴する「松」がモチーフ。木のぬくもりを生かしたカウンター席からは、丹後の魅力的な景観を楽しめるという。リニューアル車両2両を1編成とし、1両は乗車整理券(300円)が必要な定員制(35名)、もう1両は自由席とする。