撮像素子には1/2.3型の有効1600万画素CMOSセンサーを、処理エンジンには「TruePic VI」をそれぞれ搭載。画質は、彩度とシャープネスを強調した見栄え重視の傾向だ。感度はISO125~6400に対応する。高感度ノイズは目立たないように低減されているが、ISO400を超えるとノイズ低減処理による解像感の低下が個人的にはやや気になる。画質重視の場合はISO400くらいまでの範囲で使うのがオススメだ。

トータルとしては、広角から超望遠までの撮影を気軽に楽しめるカメラとして、使い勝手は良好といえる。マニュアル露出は一応備わっているが、RAW記録やマニュアルフォーカスには非対応。本格的な撮影用途には向かない。さまざまなエフェクト機能を楽しんだり、静止画と動画の両方をスナップ感覚で撮りたい人にこそ適している。

プログラムオート(F8.7 1/250秒) ISO125 WB:晴天 焦点距離:4.5mm(オリジナル画像を見る)

プログラムオート(F6.9 1/400秒) ISO200 WB:晴天 焦点距離:78.6mm(オリジナル画像を見る)

プログラムオート(F4.1 1/800秒) ISO125 WB:晴天 焦点距離:9.8mm(オリジナル画像を見る)

iAUTOモード(F8.7 1/320秒) ISO125 WB:オート 焦点距離:4.5mm(オリジナル画像を見る)

プログラムオート(F3 1/640秒) ISO125 WB:晴天 焦点距離:4.5mm(オリジナル画像を見る)

マニュアル露出(F3 1/5秒) ISO160 WB:蛍光灯 焦点距離:4.5mm(オリジナル画像を見る)

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ISO感度別の作例。上段左から順にISO125/200/400、中段左からISO800/1600/3200、下段はISO6400で撮影。プログラムオート WB:電球 焦点距離:17.3mm

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