アルプス システム インテグレーション(以下、ALSI)は、Webアクセスログ分析ソフト「InterSafe LogDirector」Windows Server対応版を3月26日より発売する。有償のProfessional版(ライセンス)と無償のBasic版があり、Basic版は同社のWebフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」にバンドルされる。なお、同社では、Web上でデモを閲覧できる特設サイトも設置している。対応OSは、Windows Server 2003 Standard(SP2)/ 2003 R2 Standard(SP2) / Server 2008 Standard/Enterprise(SP2 32/64ビット) / 2008 R2 Standard/Enterprise(SP1 64ビット)、Windows Server 2012 Standard(64ビット)。

製品は、同社が2010年3月よりLinux版として提供してきたWebアクセスログ解析ソフトのWindows Server版で、非常にわかりやすいレポートで、転送データサイズ、検索キーワード、時間帯別などの各種ランキング、アクセス数の推移など300通り以上のグラフで表示してくれる。通常のアクセスログ解析以外にも、掲示板に書き込まれたメッセージやWebメールの添付ファイルなどもログから検索し復元できるほか、"Excelエクスポート"をクリックするとそのままExcelデータとして書き出してくれるので、数値をさらにExcel上で集計したり、カスタマイズしたり、といったことも可能になる。

「InterSafe WebFilter」は、官公庁や企業、学校などにも多く使用されている同社のWebフィルタリングソフトで、精度の高いデータベースに基づくフィルタリングを用いて不正サイトへのアクセスや書き込みを防止。ログ解析ソフトがバンドルされることで組織内のWebアクセス状況も把握できるようになる。同社では、これまでLinux版の提供を行ってきたが、Windows Server対応版へのユーザーからの要望が高まっていたとしている。