名称「虎ノ門ヒルズ」に決定

森ビルは1日、建設中の「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区(施行者:東京都)」の上棟式を執り行うとともに、環二地区再開発協議会 虎ノ門街区部会より、III街区名称が「虎ノ門ヒルズ」に決定したことを発表した。

環状二号線とともに誕生する東京のランドマーク

同プロジェクトが立地する新橋・虎ノ門エリアは、東京都が、アジア地域の業務統括拠点や研究開発拠点の集積を目指し、新たな外国企業誘致プロジェクトを実施する国際戦略総合特別区域「アジアヘッドクォーター特区」に位置する。

「虎ノ門ヒルズ」は、道路整備と街づくり(再開発)を一体的に進める新たな手法である立体道路制度の活用により、環状二号線とともに2014年に竣工予定となっている。

地上52階建て、高さ247mの超高層複合タワーは、高いスペックを備えたオフィス、眺望に優れた高規格住宅、国際水準のカンファレンスや多様な都市活動をサポートする店舗、そして日本初進出となるホテル「アンダーズ 東京」などで構成されるという。所在地は、東京都港区虎ノ門1-26。

同社では、同プロジェクトによって、世界を代表する企業が集積し、グローバルな人々が集う街を目指す同エリアの飛躍的な発展に寄与していくとしている。