『スター・ウォーズ』旧三部作でレイア姫を演じてきた女優のキャリー・フィッシャーが『スター・ウォーズ エピソード7』に復帰することを認めている。
1977年から1983年にわたり『スター・ウォーズ』3部作にハリソン・フォードやマーク・ハミルらと出演してきた現在56歳のキャリーだが、2015年に公開が予定されているJ・J・エイブラムス監督作の『エピソード7』で再びレイア姫を演じることになったという。パーム・ビーチ・イラストレイティッド誌から、本作でレイア姫を再演するかどうかを聞かれたキャリーは一言「ええ」と答えている。
キャリーは、マークが扮した主人公ルーク・スカイウォーカーの双子の妹・レイア姫が新作の劇中では年を取って動きが鈍くなっていること以外は昔のままだろうとも語った。『エピソード7』でレイア姫がどうなっているだろうかと尋ねられたキャリーは「年をとっているでしょうね。彼女は銀河系の老人ホームにでもいるんじゃないかしら。でも彼女は昔のままのはずよ。ただ動きが遅くなって、大きな戦いには二の足を踏んでいるでしょうね」と返している。
さらにキャリーはレイア姫のトレードマークである「お団子」ヘアも『エピソード7』では見られるだろうとし、劇中でレイア姫は認知症の一種で、日没頃になると行動に問題が出てくる症状の日没症候群を患っているだろうとも冗談で続けている。「お団子ヘアとビキニもありね。だって彼女は日没症候群をたぶん患ってるでしょうから。日没の頃になると、彼女はまだ自分が20代だって思うようになるんだわ。その症状を発症して、施設行きになってるでしょうね」
今回のキャリーの復帰発言の以前には、ハリソンがハン・ソロ役を本作で再演する契約を結んでおり、マークも新作でオリジナルキャストを勢ぞろいさせたいと語っていた。「ジョージ・ルーカスに、昔のように仕事がしたいって言ったんだ。それにジョージに確かめたかったことは、僕だけでなく全キャストが勢ぞろいするかどうかってことさ。キャリー・フィッシャーやハリソン・フォード、ビリー・ディー・ウィリアムス、アンソニー・ダニエルズなんかオリジナルキャスト全員ね。僕だけじゃなくて、やるなら全員が出演して欲しいんだ」
そんなキャリーは実際に双極性障害を患っていることが知られており、先月にはカリブ海上を航行するクルーズ船の中で、途切れ途切れに歌を歌ったり、意味不明な言葉を発したり、自身の愛犬を追い掛け回したりなど奇妙な行動をしていて、その直後に一時入院していた。ただ、それ以降治療の甲斐もあって退院しており、先週にはキャリーは「とても調子がいい」状態だとも伝えられている。
(C)BANG Media International