ASUSTeK Computerは7日、Ivy Bridge世代のCore i5/i7を搭載した分離合体タイプの13.3型コンバーチブルPC「ASUS TransBook TX300CA」シリーズを発表した。3月9日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は上位モデルが154,800円、下位モデルが119,800円。

「ASUS TransBook TX300CA」シリーズ

液晶部分(タブレット)とキーボードドックを分離合体できる、コンバーチブル型のモバイルノートPC。本体サイズ/重量は、タブレットがW340×D213×H4~11mm/約950g、キーボードドックがW340×D219×H3~12.9mm/約950g。両者を合体させた場合、重量は約1.9kgとなる。

バッテリ駆動時間は、Intel Core i7-3537U(2GHz)搭載の上位モデルが、タブレットのみで約5.5時間、タブレット+キーボードドックで約6.1時間。Intel Core i5-3317U(1.7GHz)搭載の下位モデルが、タブレットのみで約4.9時間、タブレット+キーボードドックで約5.9時間。

ボディにはヘアライン加工のアルミ合金、液晶画面には硬度「9H」を持つコーニング製の強化ガラス「Fit Glass」を採用。画面の表面には、汚れを拭き取りやすくするコーティングも施している。

13.3型の液晶ディスプレイは、IPS方式の光沢(グレア)タイプ、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が350cd/平方メートル、視野角が上下左右とも178度。10点マルチタッチに対応する。

その他、Bang & Olufsen ICEpowerと共同開発した高品位なオーティオシステム「ASUS SonicMaster」、タブレットとキーボードドックの両方にスピーカーを内蔵、暗い場所でも入力しやすいイルミネートキーボード、着脱しやすいマグネット式の電源ジャック、3点マルチタッチ対応のタッチパッドなどを備える。

上位モデル「TX300CA-C4021HS」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3537U(2GHz)、チップセットがMobile Intel UM77 Express、メモリがDDR3L-1600 4GB、ストレージがタブレットに128GB SSD、キーボードドックに500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)。

主なインタフェースは、92万画素Webカメラ、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microSD/SDHC/SDXCカードリーダー、microHDMI(タイプD)出力、Mini DisplayPort出力、USB 3.0×2など。内蔵センサーは、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープ。OSはWindows 8 64bit版で、Microsoft Office Home and Business 2013が付属する。

下位モデル「TX300CA-C4006H」は、CPUがIntel Core i5-3317U(1.7GHz)となり、Microsoft Office Home and Business 2013が付属しない。その他の主な仕様は上位モデルとほぼ共通。