ニューズ・ツー・ユーは1月28日~31日にかけて、日本と米国両国の大学生のソーシャルメディア活用状況の違いについて調査。同調査は日本の首都圏の大学生310名と、米国のニューヨーク州の大学生367名を対象に実施した。
日本の大学生の74%がTwitterのアカウントを所有
まず、アカウントを持っているソーシャルメディアについて尋ねると、日本の大学生はTwitterが74.5%で第1位。2位はLINE(68.1%)、3位がFacebook(65.5%)だった。以下、ニコニコ動画56.8%、mixi47.8%と、国産サービスが上位にランクインしている。一方、米国の学生1位はFacebook(94%)、2位はYouTube(74.7%)。以下、Twitter、Google+と続く。
米国大学生は写真共有系に興味あり
次に、利用してみたいソーシャルメディアについて聞くと、日本の大学生の第1位はFacebook(39.4%)。Twitter、LINE、YouTube、ニコニコ動画と上位5位までのソーシャルメディアの利用意欲はそれぞれ30%前後と関心が高い。一方、米国の大学生の関心は、PinterestとInstagramが1、2位にランクイン。写真共有系新サービスへの関心の高さがうかがえる。
次に、Twitterで企業やブランドの公式アカウントと間違い、違うアカウントをフォローするという経験があったか尋ねたところ、米国で20.2%、日本では18.6%が「ある」と回答した。
企業の公式アカウントを確認できるサービスがあれば便利だと思うか聞くと、米国で80.7%、日本で80.0%の学生が「YES」と回答。
大学生が企業のソーシャルメディアアカウントから期待することについて聞くと、「割引やプレゼントなどのメリットを得るため」が米国で78.2%、日本で66.6%と1位だった。「就職活動のため」は日米ともに30%前後。大学生の企業アカウントへの関心は、メリット享受が大きいことが分かる。