エルザジャパンは6日、米NVIDIAが5日(現地時間)に発表したワークステーション向けGPU「Quadro K4000」「Quadro K2000」「Quadro K2000D」「Quadro K600」の4製品をそれぞれ搭載したグラフィックスカード4モデルを発表した。
いずれも3月中旬より順次販売を開始する。価格はオープンで、店頭予想価格は「Quadro K4000」搭載モデルが、123,900円前後。「Quadro K2000」搭載モデルと「Quadro K2000D」搭載モデルが59,640円前後。「Quadro K600」搭載モデルが22,890円前後。
新たに発表されたQuadroシリーズはDisplayPort 1.2に対応し、QFHD(3,840×2,160ドット)での画面出力やDisplayPort 1.2対応ディスプレイを利用したデイジーチェーン接続なども可能となっている。
NVIDIA Quadro K4000
NVIDIA Quadro K4000搭載モデルの主な仕様は、CUDAコア数が768基、メモリは192bit接続の3GB GDDR5、TDPは80W。補助電源ピンは6ピン×1、出力端子はDVI-I×1、DisplayPort×2。
NVIDIA Quadro K2000 / NVIDIA Quadro K2000D
NVIDIA Quadro K2000搭載モデルとNVIDIA Quadro K2000D搭載モデルは、出力端子が違うだけでそのほかの仕様は共通で、CUDAコア数が384基、メモリは128bit接続の2GB GDDR5、TDPは51W。補助電源ピンなし。出力端子はNVIDIA Quadro K2000搭載モデルが、DVI-I×1、DisplayPort×2。NVIDIA Quadro K2000D搭載モデルがDVI-I×1、DVI-D×1、Mini DisplayPort×1。
NVIDIA Quadro K600
NVIDIA Quadro K600搭載モデルは、ロープロファイル規格に対応したコンパクトモデル。主な仕様は、CUDAコア数が192基、メモリは128bit接続の1GB GDDR3、TDPは41W。補助電源ピンなし、出力端子はDVI-I×1、DisplayPort×1。