三菱自動車は、スイスで5日から開催されている『第83回ジュネーブ国際モーターショー』(3月5日~17日)に、同社独自の次世代先進技術「@earth TECHNOLOGY」(アット・アース・テクノロジー)を具現化したコンセプトカー「MITSUBISHI Concept GR-HEV」と「MITSUBISHI Concept CA-MiEV」などを出品した。
MITSUBISHI Concept GR-HEV |
MITSUBISHI Concept CA-MiEV |
MITSUBISHI Concept GR-HEVは、「トライトン」で好評のセダンやSUV並みの快適性とピックアップトラックの機能を併せ持ったスポーツ・ユーティリティ・トラック(SUT)のコンセプトをベースとし、環境性能と走行性能を更に進化させたコンセプトカー。
MITSUBISHI Concept CA-MiEVは、2009年に世界に先駆けて量産型電気自動車『i-MiEV』(アイ・ミーブ)を発売した同社が提案する、将来のEVを想定したコンセプトカーとなっている。
「@earth TECHNOLOGY」とは、電動車両技術及び燃費向上技術などの"環境への貢献"、車両運動統合制御「S-AWC」(Super All Wheel Control)や同社伝統の4WD技術などの"走る歓び"、先進の予防安全技術「e-Assist」(イーアシスト)や衝突安全強化ボディ「RISE」などの"確かな安心"を柱とした、「Drive@earth」を具現化する次世代先進技術の総称で、今後世界各国で展開していく予定。
そのほか同モーターショーには、2月から欧州市場に順次投入を開始した新型「スペーススター」(日本名 : ミラージュ)、7月から投入を予定している新型「アウトランダーPHEV」など、合計15台(プレスデーは9台)を出品している。