シャープの第三者割当増資を韓国サムスン電子が約100億円で引き受け、同社がシャープと資本・業務提携すると複数のメディアが報じている。実現すれば、出資比率は3%強に達する見込み。

複数報道によると、サムスン電子との資本・業務提携が行われることで、テレビ向け液晶パネルのほか、スマートフォンやタブレット向けの液晶パネルの供給が拡大するとされている。資本・業務提携が成立すれば、将来的なスマートフォン・タブレット市場の勢力図に影響を与える可能性もある。

今回の報道に対して、シャープは6日13時現在、「3月5日夜以降、当社に対する海外メーカーの出資(資本提携)に関する報道がありましたが、当社が発表したものではありません」とする声明を出している。