「VideoStudio Pro X6」(左)と上位版「VideoStudio Ultimate X6」(右)

イーフロンティアは6日、コーレル社のビデオ編集ソフト「VideoStudio」シリーズ最新作となる「VideoStudio Pro X6」と「VideoStudio Ultimate X6」を3月22日に発売すると発表した。パッケージ価格はPro X6が1万5,540円、Ultimate X6が2万790円。ダウンロード価格はPro X6が1万3,440円、Ultimate X6が1万7,640円。

「VideoStudio」シリーズは、オリジナルビデオやフォトムービーを作成するための多彩な編集機能を備えたビデオ編集・オーサリングソフトウェア。完成した作品は、DVDやBlu-rayに加えて、Web上の動画共有サイト、スマートフォンなどのモバイル機器などに書き出すことも可能で、ビデオ作品の幅広い楽しみ方を提案している。

今回発売される最新バージョンでは、映像内の動くオブジェクトに画像や文字を追従させる「モーショントラッキング」機能を新たに搭載。歩く人にマンガのような吹き出しをつけたり、動く車のナンバープレートにモザイクを設定することなどが可能となった。さらに、オブジェクトに移動・回転・歪み・影などを指定できる「モーションの生成」、再生速度を自在に操れる「変速コントロール」、自動で音声を検出する「字幕エディター」などの機能も追加されている。

「モーショントラッキング」

「モーションの生成」

このほか、HD画質を超える超高画質映像にも新対応。UHD/4K(3,840×2,160)映像の取り込み・編集機能を備えたほか、デジタル一眼レフカメラで撮影した高解像度の写真や、複数のHDビデオをレイアウトすることで、最大4,096×2,160ピクセルの超高画質ムービーも製作可能となった。また、デジタル一眼レフカメラをPCやWindowsタブレットから制御し(対応機種のみ)、ストップモーションアニメーションを撮影できる機能も搭載。AVCHD 2.0への出力にも正式対応している。

これらの機能に加え、上位版となる「VideoStudio Ultimate X6」では、筆記体やタイプライター効果などのタイトルアニメーション機能、高機能な色/階調補正および手ブレ補正、150種以上の追加フィルター/トランジションなども利用可能となっている。

対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP(最新SPを適用)の32-bit版、64-bit版。通常版のほか、対象ソフトのユーザーに向けた特別優待版や、同製品旧バージョンのユーザーを対象としたアップグレード版なども用意する。