ワコムは、2月24日に発表されたサムスン電子製の8インチタブレット「GALAXY Note 8.0」にて、ワコム独自のデジタルペン入力システム「Wacom feel IT technologies」が採用されたことを発表した。
今回、導入された同システムは、高精度のデジタルペンとGalaxy Note 8.0内部に組み込まれるキーコンポーネントで構成され、自然で直感的なユーザインタフェースをモバイル機器上で実現するソリューション。同システムを導入したことにより、エア・ビュー機能の場合、S penをスクリーン上にかざすだけで、ビデオや電子メール、写真、予定表などのアプリケーションのプレビューができるほか、S penを使って画像やコンテンツを編集したり、必要な部分を取り出し、「ペーパーアーティスト」や「フォトノート」でさらにパーソナルな好みに合わせて調整するなどの操作が可能となるという。
なお、デジタルペン入力システム「Wacom feel IT technologies」は、2011年にサムスン電子のスマートフォン「GALAXY Note」に搭載され、同年8月には「GALAXY Note 10.1」、2012年9月には「GALAXY Note II」および10月には「ATIV Smart PC」にも採用されている。