日本ヒューレット・パッカードは5日、分離合体タイプの11.6型コンバーチブルPC「HP ENVY x2」の新製品として、ストレージに128GB eMMC、OSにWindows 8 Proを搭載したハイエンドモデルを発売した。直販価格は85,890円。
「HP ENVY x2」は、液晶ディスプレイ(PC本体部分)とキーボードドックを分離・合体でき、用途に応じてクラムシェル型ノートPCとタブレットの2形態を使い分けられるハイブリッドPC。レビュー記事『Clover Trail搭載で19時間駆動のタッチ対応Windows 8コンバーチブルPC - 日本HP「HP ENVY x2」』もご一読いただきたい。
新モデルと従来のスタンダードモデルとの違いは、ストレージが64GB eMMCから128GB eMMCになったことと、OSがWindows 8からWindows 8 Proになったこと。その他の主な仕様はほぼ共通。
CPUは「Clover Trail」ことIntel Atom Z2760(1.8GHz)、メモリは2GB、グラフィックスはIntel GMA(CPU内蔵)、光学ドライブは搭載しない。主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC、マイク入力、音声出力、HDMI出力、USB 2.0×2、約800万画素リアカメラ、約200万画素フロントカメラ。
液晶ディスプレイはIPS方式で、解像度は1,366×768ドット。バッテリ駆動時間はタブレットのみで約10時間45分、キーボードドック装着時で約19時間。本体サイズ/重量は、液晶ディスプレイ(PC本体)部分がW303×D193×H8.6mm/約710g、キーボードドックと合体させた場合はW303×D206×H19mm/約1.41kg。OSはWindows 8 Pro(32bit)。