JR東日本は4月1日、現在の「ウィークエンドパス」を「週末パス」に改め、発売する。「ウィークエンドパス」では利用開始日当日も購入可能だったが、「週末パス」は有効期間開始日の前日までの発売となる。
現在発売中の「ウィークエンドパス」は、土休日の連続する2日間、首都圏・南東北・上信越エリアのJR東日本の路線の快速・普通列車の自由席と、同エリア内の私鉄13社の路線で乗降り自由となるフリーパス。価格は大人8,700円(「大人の休日倶楽部」利用で6,000円)、小児2,600円で、発売期間は3月30日まで、利用期間は3月31日までとなる。
「週末パス」のフリーエリアや有効期間などは、「ウィークエンドパス」とほぼ同じ。これまでと同様、特急券などを別途購入することで、フリーエリア内の新幹線や在来線特急列車も乗車できる。
同きっぷのフリーエリアとなるのはJR東日本のほか、北越急行、伊豆急行、会津鉄道(西若松~会津田島間)、富士急行、鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道、福島交通、阿武隈急行、山形鉄道、しなの鉄道、上田電鉄、長野電鉄、アルピコ交通(松本電鉄)の各路線。同きっぷは有効期間開始日の1カ月前から前日までの発売となる一方、価格は「ウィークエンドパス」より値下げされ、大人8,500円、小児2,500円となる。
発売期間は4月1日から9月27日まで、利用期間は4月6日から9月29日までの土休日。ただしゴールデンウィーク期間中の4月27~29日と5月3~6日、お盆前後の8月10~11日と8月17~18日は利用できない。