第85回アカデミー賞助演女優賞に輝いたアン・ハサウェイが、2月24日の第85回アカデミー賞でヴァレンティノのドレスを着なかったことに対してヴァレンティノ側に謝罪している。
ヴァレンティノ側は、オスカー授賞式でアンが自社のドレスを着ると声明を発表したにも関わらず、アンはその数時間後にプラダのベビーピンクのドレスにティファニーのアクセサリーを合わせたスタイルでレッドカーペットに登場したため物議を醸していた。アンは「ブランド側を失望させたことに対して深く後悔している」とし、別の女優が当初自身の選んでいたドレスと非常に似通ったドレスを着るだろうという噂を耳にしたために、土壇場で急遽別のドレスを着ることを決めたと弁解している。
ちなみにその別の女優とは、アンが『レ・ミゼラブル』で共演したアマンダ・セイフライドだったようだ。アンはPeople.comに発表した声明で「23日の夜遅くに、私が着る予定だったヴァレンティノのドレスにそっくりなものを着る女優がいるかもしれないとの情報が入りました。そのため、今回のスタイリングプランを変更した方が全関係者のためにとって良いと決心したのです。私が着るはずだったヴァレンティノのドレスはとても気に入っていたので、土壇場の変更はできればしたくなかったですし、ブランドやヴァレンティノ(・ガラヴァーニ)自身とも非常に深く良好な関係にあったので、今回ドレスを着るのを楽しみにしていたのです。ブランド側を失望させたことに対して深く後悔しています」
同ブランドのヴァレンティノ・ガラヴァーニは長い間アンと友人で、昨年9月に挙げたアンとアダム・シュルマンとのイタリアでの結婚式では、アンのためにカスタムピンクとホワイトのウェディングドレスをデザインしたほどの間柄だった。
セレブに大人気のスタイリスト、レイチェル・ゾーが、今回のオスカーでアンのスタイリングを担当しているほか、主演女優賞に輝いたジェニファー・ローレンスのスタイリングも手がけ、ジェニファーのためにクリスチャン・ディオールのオートクチュール・ドレスを選んだとも報じられている。
(C)BANG Media International