ポルシェ ジャパンはこのほど、ジュネーブモーターショー(3月5日開幕)にて、2台の新しい911をワールド・プレミアすると発表した。うち1台は「911 GT3カップ」であることが明らかにされているが、もう1台についてはすべての情報が伏せられている。
今年は911が登場してから50年の節目の年に当たる。911は発売以来、じつに82万台以上が生産されてきた。人気、生産台数、歴史の長さ、どれをとっても世界で最も成功したスポーツカーといえる。
この記念すべき年に、ジュネーブモーターショーでポルシェは911の新しいモデル2台を発表する。この2台は、「ワールド・プレミアと呼ぶにふさわしい、きわめてエキサイティングなモデル」と説明されており、このうちの1台はすでに発表されている991型をベースとした新型の「911 GT3カップ」であることが明らかにされている。
同車はワンメイクレースのために開発された最新のカップカーで、最高出力は460PSを誇る。911のカップカーは合計生産台数が2,400台にものぼり、世界で最も成功したベストセラーのサーキット向けレース車両であるといえる。
新型の「911 GT3カップ」は、F1のヨーロッパ ラウンドと共催される2013年の「ポルシェ・モービル1 スーパーカップ」でデビューを飾ることになる。なお、ジュネーブモーターショーで発表されるもう1台のモデルについては、現時点でなにも発表されていない。ポルシェのプレスカンファレンスは3月5日10時45分(現地時間)開始予定となっている。