スマホに変えたら月々の料金が高くなった。安くする対処法は?

子どもにスマホをせびられて与えたものの、毎月届く請求書が高額で、きつい…という時には、スマホの使い方や料金を一度見直してみましょう。

■スマホはWi-fiを使っていても、パケット通信が発生する?

2段階定額のパケ放題プランなら、通信量を節約すれば毎月かかる定額料負担を抑えることができます。2段階定額プランで料金を低く抑えるには、「Wi-fiが使える環境では必ずWi-fiを使う」と決めて、3G回線を使わないようにスマホの設定を変更しておく必要があります。

ただし、この場合でもWi-fi通信が不安定な状態になったり、アプリなどの自動更新が行われたりするとパケット通信が発生してしまうことがあるようです。

また、2段階定額プランの最低定額料金が適用される範囲は5,000KBのことが多いため、1カ月で軽く上限を超えてしまうことも予想されます。こまめにon/offを設定できる方なら2段階定額プランもありかもしれませんが、現状はむずかしいという場合も多いようです。

もし、2段階定額プランを使っていて上限額に毎月達しているような場合には、利用量に関係のない定額サービスに変更したほうが安くなるといえます。

■ガラケーに撤退したい…でも、スマホもときどき使うという場合

ガラケーに撤退したいけれど、スマホを知ってしまったら、なかなか後戻りできないという方も多いかもしれません。そんな方には「ほぼスマホ」を検討してみるのもよいかもしれません。

ほぼスマホは、BIGLOBEの月額1,980円で使える端末つき通信サービスで、データ通信のみしか使えませんが、IP電話と組み合わせて通話したり、LINEなどのアプリを利用した通話は可能です。またドコモのエリアを利用しているため、ほぼ全国で利用できます。

ただしIP電話では緊急時に使う3ケタの公共番号が利用できません。お子さまに持たせるにはちょっと…という方には、現在持っているスマホをガラケーに機種変更し、もともとの安い料金プランに変えてしまい、プラスで「ほぼスマホ」を2台持ちする方法もあります。ただ子どもの頃から2台も携帯が必要かどうか…は、別途検討してみるとよいかもしれません。

■機種変更や他社乗り換え、継続利用を活用して、料金を抑える方法

機種変更による負担を抑えるための割引サービスですが、他社乗り換えキャンペーンや、機種変更+機種購入代金にポイント利用するなどして端末代を抑えられれば、月々の料金負担が少なくなるためお得かもしれません。

ドコモの場合
(月々サポート)…購入したスマホの機種によって、一定額を月額利用料金から割引してくれるもの。一定期間を終了したら、割引はなくなります。

auの場合
(auスマートバリュー)(毎月割り)…対象機種の購入や対象サービス加入していることを条件に、毎月一定金額を料金から割引してくれるものです。一定期間を終了したら、割引はなくなります。

ソフトバンクの場合
(月月割り)(スマホBB割り)…対象機種の購入や対象サービス加入していることを条件に、毎月一定金額を料金から割引してくれるものです。一定期間を終了したら、割引はなくなります。

その他、乗り換えキャンペーンなどでさらに月額料金を割り引いてくれたり、端末を下取りに出すことで月額料金を割り引いてくれたりするサービスなど、各種条件や時期限定で、さまざまなサービスが用意されてます。

すべてを網羅して完璧にお得な状態を生み出すのは至難の業といえるかもしれませんが、希望機種がすでに決まっていて、なおかつお得な方法を…という方の場合には調べてみるとよいでしょう。