携帯電話の通話料金が高い!安くする対処法は? |
子どもが携帯電話を使いだすと、気になるのが通話料金です。子どもはお金のことはまだあまり知らないことも多く、使った時間でどのくらいお金がかかるのか、1万円にどのくらいの価値があるのかなどは、なかなかわからないものです。そこで携帯電話の料金を安くする、いろいろな方法をチェックしてみました。
■IP電話なら、通話料が安く抑えられる
IP電話は、050ではじまる番号を用いる電話で、音声をパケット変換する方式で通話をやり取りするのが特徴です。スマホでLINEというアプリを使い、無料通話(トーク機能)を利用したことがある方なら、イメージしやすいかもしれません。
LINEの無料通話を使うには、アプリ利用者同士である必要がありますが、IP電話の場合には一般の携帯電話へも固定電話へも、そして海外へも電話をかけることができます。
また、同じIP電話同士なら通話料が無料のことが多く、それ以外でも固定電話へは3分8円~(GoogleVoiceは1分0.02ドル~)、携帯へは1分16円~(GoogleVoiceは1分0.11ドル~)と、携帯電話に比べて大変安いのが特徴です。一方で、通信の安定性に不安がある場合も多く、緊急時に通信が不安定になる懸念もあります。
■スマホ向けIP電話を利用し、スマホ併用が便利
通常のスマホを利用しながら050のIP電話番号を持つこともできます。契約会社によって基本料金は異なりますが、無料のものから、月額料金数百円で通話料がさらに安くなるなど、会社によってプランは異なるようです。
通信が不安定になることもあるため、お子さまに通話を使わせる場合には、スマホ併用でIP電話を利用させ、いざという時には通常回線を使わせるなど、使用方法を教え、それを守ってもらうことも大事になってきます。
■会社ごとの通話料割引オプションをチェックしてみよう
例えば各携帯電話会社には、通話料を割引してくれる下記のようなオプションがあります。(主なオプション名のみで詳細は省略しています。ご了承ください)。
・ドコモの場合…Xiカケ・ホーダイ、ゆうゆうコール割引、ファミ割り、加入条件によっては家族への国内通話が24時間無料に。
・auの場合…通話ワイド24、au通話定額24、指定通話定額、指定割り、au→自宅割り、無料通話の無期限繰り越し、家族割り。
・ソフトバンクの場合…Wホワイト、ホワイト家族24、ホワイトコール24など。
上記以外にも、いろいろと通話料が割引できる方法があります。まずは契約会社の料金プランやオプションを見直すという方法もあります。ぜひいろいろ試してみてはいかがでしょうか。