Appleは、iTunes Uの教育コンテンツのダウンロード数が10億本を突破したと発表した。

iTunes Uアプリ

iTunes Uは2007年に公開されたiTunesサービスの一つ。著名な大学や図書館、博物館などの機関から提供される無料の教育コンテンツが揃ったオンラインカタログで、教育関係者は講座を作成できる。iTunes Uの教育コンテンツは、世界155カ国からiTunes Uアプリを通じて利用可能となっている。

現在、1,200以上の大学、1,200以上のK-12(幼稚園から高校)に属する学校や教育学区が、2,500以上の一般に公開されているコースや何千もの非公開コースを提供。これらのコースは教養過程や自然科学、健康科学および医学、教育学、経営学などをカバーしている。

10億ダウンロード達成にあたり、Appleのインターネットソフトウェア&サービス担当シニアバイスプレジデント、エディー・キューは「あらゆるタイプの教育関係者や学生の皆様がiTunes Uを利用して行なっている活動に感動しています。iTunes Uで提供される素晴らしいコンテンツの数々で学生の皆様は今までにはなかった形で学ぶことができます。現在、iTunes Uの中には25万人以上の学生が受講しているコースもありますが、これこそが、教え方と学び方に驚くべき変化が生じていることを示しています」と述べている。