シャープは、ブルーレイディスクレコーダー「AQUOSブルーレイ」の新モデル「BD-T2300」「BD-T1300」を発表した。発売は3月13日。価格はオープンで、推定市場価格は、BD-T2300が150,000円前後で、BD-T1300が110,000円前後。

「BD-T2300」(上)と「BD-T1300」(下)

新モデルは、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを3基搭載したレコーダー。3番組の同時録画に対応する。また、3基あるチューナーのうちの1基を使って、好きなチャンネルの番組を最大8日分自動録画させる「1チャンネル自動録画」機能も搭載している。1日に録画できる時間は最大18時間となっているが、通常のレコーダーと全録レコーダーの中間的な性格を持ち合わせた製品といえるだろう。

なお、1チャンネル自動録画機能よりも、通常の録画予約のほうが優先度が高く設定されている。つまり、1チャンネル自動録画を実行している場合でも、同時に3番組を録画予約した場合、その時間帯だけは1チャンネル自動録画がキャンセルされることになる。1チャンネル自動録画を行った場合でも、特に専用の領域を確保する必要はない。

リモコンの「ホーム」ボタンでガイダンス付きの画面が表示される

内蔵しているHDDは、BD-T2300が2TBで、BD-T1300が1TBだ。USB HDDや、SHDD(スロットインハードディスク)も利用できる。もちろん、内蔵以外のHDDにも、1チャンネル自動録画を行うことができる。

操作性の改善のため「ビジュアルホームメニュー」を新採用。「ホーム」ボタンを押すことで、「見る・編集」「予約する」「ダビング」といった項目が表示され、ガイダンス付きで操作を行うことができる。

映像エンジンには、2月に発売された「BD-W515」と同様に「高画質マスターエンジンBD」を採用。長時間モードでも、ブロックノイズやエッジノイズなどの少ない映像を実現するうえ、DRモードで録画した番組やBDタイトルなどの高品質なソースでも、より低ノイズな映像を実現する。

本体サイズはW430×D235×H61mmで、重量はBD-T2300が約4.1kg、BD-T1300が約3.9kgだ。消費電力は、約33Wとなっている。


専用アプリで外出中でもスマートフォンから録画が可能

番組詳細画面

スマートフォン用のアプリとして用意されている「AQUOSリモート予約」をインストールすることで、外出先から番組録画や検索を行える。

画面には番組表のほか、番組の詳細情報が画像付きで表示されるようになっており、見たい番組を沙汰しやすくなっている。

AQUOSリモート予約の対応バージョンは現時点でAndroid 2.3以上となっている。対応機種などの詳細は、シャープのWebサイトを参照のこと。