フェンリルは1日、同社が開発するWebブラウザ「Sleipnir 4 for Mac」の最新バージョン「Sleipnir 4 for Mac (4.1)」を発表した。従来バージョンに引き続き、アドレスバーを排除し、開きたいページを最短で見つけられる検索フィールド(=ポータルフィールド)を設置。最新バージョンではポータルフィールド機能の強化が行われている。同社Webサイトよりダウンロードが可能なほか、Mac App Storeからのリリースも準備中としている。
Sleipnir 4 for Macのポータルフィールドでの検索結果を、ドメインを基にしたサイト単位で似たようなページをまとめることによって、検索候補を8つに絞り込んで表示する。
もし検索候補の中にブックマークしているページが含まれている場合は、ブックマークを優先。また、検索候補をすでに別のタブで開いている場合には、選択しても新たにタブを増やさずにページを開いているタブに移動する。ポータルフィールドではURLの入力も可能。
ポータルフィールドで表示する候補リストは、ほかのWebブラウザの情報を基にすることができる。最新バージョンでは、ChromeやSafariに加えて、Firefoxからも情報の読み込みが可能となった。