福岡県北九州市小倉北区の「北九州市漫画ミュージアム」は、同市と下関市ゆかりの少女漫画家15名の作品を集めた展覧会を開催する。開催日時は、3月20日(水・祝)~5月19日(日)。場所は「あるあるCity」5階の企画展示室。
同企画は、出展作家の原画約200点や作画道具などの愛用品を展示するとともに、作画風景やインタビューなど、映像資料の公開を通して漫画制作の「舞台裏」に迫る展覧会だ。原画は4月16日(火)に展示替を行い、前期/後期各約100点を展示する予定。
出展作家は、「エロイカより愛をこめて」、「修道士ファルコ」で知られる青池保子氏、「恋するプリン」、「ちび☆デビ!」の作家、篠塚ひろむ氏、「リミット」、「ライフ」や、間もなく「HOPE」の連載が開始される、すえのぶけいこ氏など。
なお、3月24日(日)14:00~17:00には、同館イベントコーナーにおいて「記念シンポジウム 少女漫画”かわいい”の系譜」が開催される。出演は萩岩睦美氏、FSc氏、池田美香氏。司会は、筑紫女学園大学の大城房美教授が務める。参加費は無料だが入館料は必要。参加方法は往復はがきで3月15日(必着)までに申し込み。応募多数の場合は抽選となる。
同館は、見る・読む・描くの3つのテーマで、地元ゆかりの漫画家を中心に、幅広く漫画作品と関連資料を収集・保存・展示を行っている施設。漫画教室、交流スペースで漫画の描き方などを体験することもできる。開館時間は11:00~19:00まで。火曜休館。
入館料は以下の通り
「少女漫画の世界展」一般500円、中高生300円、小学生150円
「常設展」一般400円、中高生200円、小学生100円
「セット券」一般800円、中高生400円、小学生200円
詳細は北九州市漫画ミュージアムを参照のこと。