ボルボ・カーズ・ジャパンはこのほど、2月19日に発売した新型「V40」のセールス状況を発表した。発売から1週間で1,000台を超える受注を達成するなど好調だという。
新型「V40」はボルボのラインナップで最もコンパクトな5ドアハッチバックモデル。ボディ、エンジンともすべてを刷新した完全な新型で、名称もこれまでは「ブイよんじゅう」と呼ばれていたが、新型は「ブイフォーティ」が正式な読み方となっている。
これまでのボルボのイメージを一新するようなスポーティなエクステリアデザイン、環境性能に優れたエンジンなどその特徴は数多くあるが、最も注目されているのは世界初となる安全技術「歩行者用エアバッグ」がオプション設定されたことだ。衝突時にボンネットが浮き上がり、内部から歩行者の衝撃を和らげるエアバッグが展開されるもので、作動速度域を50km/hにまで高めた自動ブレーキ「シティ・セーフティ」などの安全技術とともに、きわめて高い安全性が最大の魅力となっている。
日本での受注状況は、「T4 SE」が全体の9割を超え、人気色はビアリッツブルーとアイスホワイト。「T4 SE」は2グレードがラインアップされている「V40」の上級グレードにあたり、価格は309万円。ユーザーの購入理由として、デザイン、内外装のクオリティ、走行性能、安全性、魅力的な価格などが挙がったとのこと。