スズキは28日、欧州で2011年より販売を開始して好評を得ているという、新型ロードスポーツバイク「GSR750 ABS」を3月21日に発売すると発表した。価格は94万2,900円。

「GSR750 ABS」車体色は、写真の「トリトンブルーメタリック / パールグレッシャーホワイト」の他に、「マットブラックメタリックNo.2」と「パールグレッシャーホワイト」の計3色を設定

同車は、ハンドルやステップを自然な乗車姿勢に適した位置に設定し、213kgの軽量な車体は取り回し性にも配慮。コンパクトな車体に、エッジを効かせたデザインのヘッドライトカウル、フロントフェンダー、フレームサイドカバー等を採用し、近未来的で斬新なスタイリングを採用したとのこと。また、ヘッドライトの左右両端に、特徴的な形状のブルーインナーレンズを採用したポジションランプを配置している。

エンジンは、749ccの水冷・4サイクル・4気筒・DOHC4バルブを搭載。高性能スポーツバイク「GSX-R750」用をベースに、街乗りで多用する中低速域を扱いやすく設定し、街中やワインディングロードでの爽快な走りが楽しめるという。さらにエンジンの燃焼効率を向上させることで30.0km/Lの低燃費も実現し、ブレーキ操作を一定範囲内で補助する電子制御式ABSを標準装備している。