U3014のインタフェースはDisplayPortのほか、Mini DisplayPort、HDMI、デュアルリンクDVI-D(HDCP対応)、USB 3.0を装備。また左側面には、SDカードなど複数のメディアに対応したメモリカードリーダーを搭載する。
スタンドを取り付けた際の本体サイズは、W689.7×D482.7~572.7×H201.4mmで、重量は10.84kg。当然ながら27型ワイドの「U2713H」よりも一回り大きくて重い。特に横幅が結構あるので、それなりの設置スペースを確保しておきたい。
スタンドは上19度/下3度のチルトのほか、左右方向へのスイベルや、90mmの範囲での高さ調整に対応する。画面を回転させるピポット機能には非対応だが、それ以外の可動の自由度は高い。かなりの大型にもかかわらず、可動時の操作感はスムーズだ。ワンタッチでスタンドを取り外し、VESA規格のアームを取り付けることもできる。
OSDメニューについては、正面の右下に用意された5つのタッチセンサーボタンを使って操作する。いちばん下のボタンに触れるとOSDのトップ画面が現れ、各ボタンに割り当てられた5項目(プリセットモード、輝度/コントラスト、入力信号、メニュー、終了)が表示される。そこから「メニュー」を選ぶとメニュー画面となり、入力カラー形式やガンマ、色温度、色相、彩度、PIPモード、ノイズ軽減、スケーリングなどの詳細設定が選べるようになる。メニューの階層がやや深いが、自分の使い方に応じて表示をカスタマイズすることも可能だ。タッチセンサーのレスポンスも悪くない。
プリセットモードのカラースペースでは「Adobe RGB」や「sRGB」が選べる |
アスペクト比は16:10のほか16:9や4:3、1:1なども選べる |
OSDメニューの表示言語は、もちろん日本語にも対応 |
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