モスバーガーが26日に実験販売を開始した朝食メニュー。詳細は既報の通りだが、11種あるメニューの中でも読者の皆さんが最も興味を持ったのは「モスの朝ライスバーガー 朝御膳」(380円)ではないだろうか。卵かけごはんをイメージしたという新ライスバーガーに豚汁、つぼ漬けをセットした「ザ・日本の朝食」といった組み合わせ。肝心の味は? ということで早速いただいてみた。
朝御膳は、小さめの半月盆で提供され、日本の朝食ムードが高まる。メインのモスライスバーガーは、ライスプレートで円形の玉子焼きとタレをサンドしている。「卵かけごはんをイメージした……」というリリース情報から、半熟風の玉子でもサンドされているのだろうかと勝手に想像していたため、若干「んん?? 」と戸惑う。実際に食べてみると、玉子はふわふわとやわらかく、これはこれでアリだな、とは思った。味付けに使われているタレはみたらし団子のタレのように甘みが強く、個人的にはちょっとしつこさが残った。卵かけごはん……というよりは、ごはんで玉子焼きをサンドした、といったほうがしっくりするだろう。豚汁は豚肉や里芋、人参、ゴボウなどが入っており、それなりに食べごたえがある。
個人的には「モスのホットサンド」に軍配
今回実験導入された新メニューは朝御膳以外に8種あり、その中に「モスのホットサンド」がある。具材はパストラミビーフやチーズソーセージなど5種あり、今回は「焼きそば」を食べてみた。具材はソース焼きそばとキャベツ。マヨネーズとマスタードが味付けに使われている。パンは米粉入りの白パンで、外側はサクサク感があり、中は米粉のおかげでモチモチ食感。パンだけ食べていても結構楽しめる。物珍しさで朝御膳を食べてみたいという読者も多いと思うが、「モスのホットサンド」のパンがとてもおいしく、個人的にはこちらがオススメだ。
「おはよう朝モス」と銘打った朝食メニューは26日から直営20店舗で、28日からは販売子会社経営の29店舗で実験販売を行う。販売店舗をモスバーガーオフィシャルサイトでチェックし、早速食べてみてはいかがだろうか。