マスプロ電工は2月27日、「SKYWALLY(スカイウォーリー)」シリーズの地上デジタル放送用壁面アンテナ「U2SWL26」「U2SWL26B」を発表した。発売は3月15日。価格はオープンで、推定市場価格は、U2SWL26が15,000円前後で、U2SWL26Bが20,000円前後。

壁面アンテナとしては最高レベルの高性能を実現した「U2SWL26」(左)と「U2SWL26B」(右)

U2SWL26とU2SWL26Bは「U2SWL24」の後継モデルで、「電波の弱い地域でも使用できる高い性能」と「作業性、デザイン性を考慮した薄さ軽さ」をコンセプトとした壁面アンテナだ。

U2SWL26はパッシブタイプで、U2SWL26Bはブースター内蔵タイプ。アンテナ利得は、ともに8.4dB~9.8dB(実力値)で、八木アンテナの26素子相当。壁面アンテナとしては、現時点での最高レベルを実現している。ブースター内蔵のU2SWL26Bでは、総合利得が25~33dBとなり、いくつかの部屋に信号を分配する際も安心だ。

高感度化してはいるが、サイズは従来モデルのW270×D193×H670mmからW270×D148×H670mmへと薄型化している。また、重量も従来モデルの約4.2kgから、U2SWL26では約2.9kg、U2SWL26Bでは約3kgと軽量化しており、取り付けの際の作業性も向上している。また、F型コネクター付きのケーブルもそのまま通せる新型の防水キャップも採用。既存のケーブルを再利用する際も、余計な手間が掛からない。

U2SWL26、U2SWL26Bともに、ウォームホワイトとベージュの2色が用意されている。