大阪市教育委員会は26日、2013年4月から、全ての市立小中学校で土曜授業を本格実施すると発表した。

同委員会は、土曜授業について、「児童生徒に代休日を設定せず、土曜日などの休日に行われる教育課程に位置付けられた授業または学校行事のこと」と定義。毎週実施するのではなく、学校長がそれぞれの学校の課題や地域状況を踏まえて、実施日や実施回数を決定する。

内容については、学力向上アクションプランに示された学力の向上を図る授業や、ゲストティーチャー(保護者や地域の人材など)を招いた授業、スポーツ大会などの体力向上のための取組みや文化的な活動などを計画。原則として保護者や地域住人に公開するという。

また、2013年度より冬休みを短縮。対象は、大阪市立幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校となる。変更後の冬休み期間は12月26日~1月6日の12日間で、変更前から2日間減る。

さらに、2014年度からは市立中学校の夏休みも短縮。変更後の夏休み期間は7月21日~8月24日で、変更前より7日間短くなる。