日産自動車は26日、同社の中国における合弁パートナーである東風汽車有限公司(DFL)と共に、新型「ティアナ」を発表した。同車は3月中旬に中国にて販売を開始する予定。

新型「ティアナ」(中国仕様車)

新型ティアナは、2.5Lの新型QR25DEエンジンとエクストロニックCVTを搭載し、優れた加速性能と燃費性能を両立。新設計のリヤ・マルチリンク・サスペンションにより高い操縦安定性を実現するという。

デザインでは、インストルメントパネルからドアトリムへと伸びるユニークなラインを採用し、インテリアのスポーティなレイアウトと室内空間の最大化が図られている。また、機能を高めたリヤビューモニター用カメラを活用した最新のセーフティ・シールド技術や、長時間走行時の疲労を軽減するゼログラビティ・インスパイア―ドシートを採用した。

ティアナは2003年に発売されて以降、74の国と地域において累計100万台を販売。中国市場向けティアナは中国湖北省にある東風日産の襄陽工場で生産される。

新型「ティアナ」のインテリア(中国仕様車)