ワコムは、オフィス家具のイトーキと協業し、店舗における新しい対面コミュニケーション・スタイルを実現するソリューションの提供を開始すると発表した。

同社はこの協業における最初の取組みとして、銀行や商業施設などの店舗店頭におけるカウンター業務に適した新ソリューション「フェイスアップカウンター」を、3月5日より開催される専門展「リテールテックJAPAN2013」の同社ブースにて展示する。

「フェイスアップカウンター」イメージ

この「フェイスアップカウンター」は、接客テーブルにワコムのペンとマルチタッチの両方に対応した21.5型液晶ペンタブレット「DTH-2242」を内蔵したもので、顧客への製品説明などを無理のない姿勢で効果的に行うことができるという。また液晶画面上では、電子カタログや動画資料などを映しながら、付属のペンで文字や図で書き入れて補足説明するといった使用も可能となっている。

同ブースではさらに、商品説明用と申込用2つのタブレットを装備した「ツインタブレットカウンター」も合わせて展示されるという。同カウンターでは、先述の「DTH-2242」に加えて10.1型のカラー液晶ペンタブレット「DTU-1031」が組み込まれるとのことだ。

「ツインタブレットカウンター」イメージ