柳沢慎吾とモデルガールズが26日、東京・千代田のTOKYO FM HALLで開催された映画『フライト』のPRイベント「映画『フライト』公開直前"テイオフ"イベント」に登場した。
同作のタイトルにちなみ、キャビンアテンダントのファッションを身に纏い、特設のランウェイでウォーキングしつつ登場したモデルガールズ。リーダーの中村さくらは「滑走路のことを英語でランウェイというのですが、私たちもCAの衣装を着させていただいて、滑走路を颯爽と歩くイメージでやらせていただきました」と挨拶した。また、こちらも同作にちなみ機長の出で立ちで登場した柳沢は「皆さん、身長高くてきれいですよね。平均身長はどれくらいですか」とモデルガールズに興味津々。「(平均)175cmです」と応えられると「私はね、靴とヘアスタイルを入れれば167cm(笑)」と自虐ネタで会場の笑いを誘った。
続いて、モデルガールズの簑島宏美が「緊急着陸のシーンは、汗が出るくらいハラハラしました。また、作品が後半に近づくについて心理描写も出てきて、内面から心を揺さぶられる作品でした。最初から最後まで、色々な感情で楽しめる映画でしたね」と笑顔で映画の感想を述べると「3カ月で撮ったとは思えない、1年や2年くらいかけて撮影したのかと思いました。また、(上映時間が)2時間18分もあるんですが、観たらそうは思えないね。2時間以内で収まった感じ。自分としては1時間50分で終わったかなと思うくらい面白かったです」と柳沢も独特な言い回しで同作を絶賛。日本の"名優"として、主役のデンゼル・ワシントンの演技については「細かい芝居が凄いんです。例えば、目の動きやアップになった時の表情の細かい演技が本当にすごかったです。雰囲気もあるし、アカデミー賞を獲っているだけあるね」と高く評価しつつも、「私もちなみにエランドール賞を25年前にいただきましたよ」としっかり自分の"名優"っぷりもアピールした。
さらに、トーク中に「これ、スタッフの前でやったとき、失笑だったんですよ。でも、やっちゃった方が勝ちよ、失敗したっていいんだから」と自分を奮い立たせ、"ひとり警視庁24時"でなく新ネタ"ひとりフライト"を披露し、会場を盛り上げ、最後には「残念ながら第85回アカデミー賞は逃しましたが、私の心の中では間違いなくアカデミー賞を受賞しました。本当に楽しんで下さい。"よろぴく"お願いします! 」としっかり同作をPR。「映画『フライト』上昇気流にのって、この映画を観ていい夢見ろよ」と恒例の決め台詞でイベントを締めくくった。映画『フライト』は、2013年3月1日より、丸の内ピカデリーほか、全国公開。