「ユニクロ 2013年春夏 新作ボトムス発表会」がこのほど都内で開催された。ユニクロの新作ボトムスが披露され、商品コンセプトのプレゼンテーションが行われたほか、人気スタイリストの亀恭子さんによるコーディネートも紹介された。
「メンズレギンスジーンズ」新登場、ウィメンズも新色を追加
同社は2013年春夏シーズンの第1弾キャンペーン商品としてボトムスを展開することに。今シーズン、ウィメンズの「レギンスパンツ」から発想を得た「メンズレギンスジーンズ」が新登場。メンズボトムスでは初めて、伸張率約20%以上とストレッチ性の高い新素材を使用し、ひざ上はレギュラーフィット、ひざ下はテーパードですっきりとしたシルエットになった。定番のインディゴに加え、チェック柄も登場するとのこと。
ウィメンズの定番ボトムスとなった「レギンスパンツ」は、新色を加えて全42柄で展開。2012年秋冬シーズンより販売開始した「ウルトラストレッチジーンズ」も、ヴィヴィッドな新色を追加した。同商品では伸張率40%、回復率90%の素材を使用しており、発売前の今年1月に実施した試着会アンケートでも、「履き心地が良い」と答えた人が全体の90%以上を占めたという。
このほど開催された新作ボトムス発表会では、ユニクロのデザインディレクター、滝沢直己氏がプレゼンテーションを行った。「ユニクロは新たなコンセプトとして、『Life Wear』を掲げました。カジュアルウェアでもスポーツウェアでもない、その次に来る衣服のジャンルとして、実践を始めています」と滝沢氏。2013年春夏シーズンのボトムスは、この「Life Wear」の最初のコレクションになるそう。
滝沢氏の説明によれば、今シーズン、「HERB」から着想を得た、淡くやさしい色や花柄を中心とするボトムスが春先に登場し、4~5月頃に「AQUA」、続いて「GELATO」にちなんだアイテムが店頭に並ぶという。いずれも、「デザインが主張するのではなく、着る人の立場になって、おのずとデザインがわき出てくるようなものづくり」(滝沢氏)を掲げ、トレンドに左右されない「Life Wear」を再現すべく、素材からカッティングまでこだわって生まれたコレクションとのことだ。
休日&デートスタイルにも最適! 3プライスで試しやすい価格も魅力
発表会では、「CanCam」のスタイリストとしてデビューし、女性誌などで活躍するほか、押切もえさんや蛯原友里さんら人気モデルのスタイリングも手がける人気スタイリスト・亀恭子さんが登場。自身もユニクロのレギンスパンツを着用し、「アップルグリーンのカジュアルな印象のパンツを選び、トップスにダンガリーシャツを合わせて、よりアクティブにしてみました」と説明した。
また、新作ボトムスを着用したモデル6名も登場。いずれも亀さんが手がけたもので、それぞれテーマが設けられた。「メンズレギンスジーンズ」を使用した「オフだけどトラッド感も残したジャケット休日スタイル」「楽チンだけどオシャレなパパになりたい人にオススメ!」が紹介され、ウィメンズでは、アニマルプリントのレギンスパンツによる通勤ファッションや、鮮やかなピンクのストレッチジーンズを用いたカジュアルスタイル、柄ボトムスによる休日スタイルなどが登場した。
アニマル柄に関して、「通勤にあまり選ばないと思いますが、モノトーンのパンツを選び、シャツやジャケットを合わせてきちんとした印象を与えることで、『アニマル柄も通勤に使える』という提案をしてみました」と亀さん。ピンクのウルトラストレッチジーンズを使用したコーディネートでは、「クリーンな白いトップスと合わせ、仕上げにカーキのジャケットをプラスして、甘めな中にもピリッと引き締めた感じを出してみました。デートスタイルに活用してほしいですね」と説明していた。
ユニクロの2013年春夏新作ボトムスは、商品の特徴に合わせて1,990円・2,990円・3,990円の3プライスとなり、気軽に試しやすい価格設定となっている。
新登場の「メンズレギンスジーンズ」は17色柄、サイズS~XXL(XXLはダイレクトのみの展開)を用意し、価格は1,990円。「スリムフィットノータックチノ」(12色柄)と「スリムフィットカラージーンズ」(14色柄)は2,990円。ウィメンズの「Wレギンスパンツ」(14色柄)、「WプリントレギンスパンツA」(22色柄)、「WプリントレギンスパンツB」(6色柄)はともに1,990円。「Wカラー&プリント スキニーフィットストレートジーンズ」(13色柄)が2,990円、「Wウルトラストレッチジーンズ」(6色柄)と「Wウルトラカラーストレッチジーンズ」(8色柄)がともに3,990円。