フェンリルは26日、同社が開発するWebブラウザ「Sleipnir 3 for Windows」の最終バージョン「Sleipnir 3 for Windows Final Build」を発表した。副題である「Sleipnir 4 Pre-release version」のとおり、次期バージョン「Sleipnir 4 for Windows」のコンセプトも一部取り入れられている。

最新バージョンでは起動時間が30%短縮したほか、あらたに横断検索「SuperSearch」機能を搭載した。

「SuperSearch」機能

「SuperSearch」機能は、ブックマークや履歴、タブ、機能名、ウェブ検索を統合した新たな検索機能。1つの検索ダイアログで、複数の領域に渡って語句を検索することができる。拡張機能「SuperDrag Extension」の一機能として実装されており、マウスジェスチャやショートカットに、ダイアログの呼び出しを割り当てることができる。

また、Android版「Sleipnir」でも利用されている「ピックアップ検索」も準備中で、3月より対応を予定する。

個別設定に対応

このほか、ブックマークからウェブページを開くときのレンダリングエンジンの個別設定に対応するなどの機能強化が行われている。

対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8。