ソニーは26日、Androidタブレットの新製品「Xperia Tablet Z」のWi-Fi対応モデル(型番:SGP312JP/B・W)」を、4月13日より発売すると発表した。NTTドコモの2013年春モデルとして発表済みの機種から、4G LTE/3Gを省いたWi-Fi版モデルだ。価格はオープンで、市場予想価格は60,000円前後。
10.1インチ(1920×1200ドット)のWUXGA TFT液晶を搭載したタブレット端末。CPUは1.5GHz・クアッドコアで、内蔵メモリはROMが32GB、RAMが2GB。最大64GBのmicroSDXCカードを外部メモリとして利用できる。バッテリ容量は6000mAh。OSはAndroid 4.1を採用する。
本体素材に強化グラスファイバーを採用し、約172×266×6.9mm・約495gの薄型軽量ボディを実現。IPX5/7の防水、IP5Xの防塵機能も備える。10.1インチクラスの液晶を保存するタブレット製品としては世界最薄、国内最軽量の製品だという(ソニーモバイルコミュニケーションズ調べ、1月21日時点)。カラーバリエーションはBlack、Whiteの2色。なお側面のデザインがドコモモデルは鏡面調仕上げだが、Wi-Fiモデルは光沢調仕上げとなっている。
機能面では背面に約810万画素、表面に約220万画素の裏面照射型CMOSカメラを搭載。GPS、Bluetiith 4.0、無線LANなどが利用可能。テザリング機能も利用可能で、最大10台のWi-Fi対応機器を同時に接続できる。ドコモモデルでは利用可能なワンセグ、モバキャス(NOTTV)、spモードなどのドコモ関連サービスは非対応となる。
このほか、NFC機能に対応。対応機器にXperia Tablet Zをかざすだけで、さまざまな機器を通して簡単に写真や音楽をワイヤレスで楽しめる。さらに、テレビ視聴時にテレビ番組の関連情報などを快適に楽しめるアプリケーション「TV SideView (テレビサイドビュー)」、再生中のコンテンツを自宅のテレビにワイヤレスに映し出す「Screen mirroring(スクリーンミラーリング)などの家電連携機能も利用できる。