パナソニックは2月26日、コンパクトステレオシステム「SC-HC58」「SC-HC38」「SC-HC28」を発表した。発売は4月19日。価格はオープンで、推定市場価格は、SC-HC58が35,000円前後、SC-HC38が28,000円前後、SC-HC28が20,000円前後。
Lightningコネクタを装備する薄型のスタイリッシュなステレオシステム。SC-HC38はBluetoothに対応しており、SC-HC58は、BluetoothとAirPlayにも対応している。
SC-HC58とSC-HC38では「ローディングメカ」を採用しており、スライドドアを開けると、iPod/iPhone用のドッキング台座が自動でせり出す。SC-HC28にはローディングメカは採用されていないが、ドックに直接iPad miniを接続することが可能だ。
スマートフォン以外に利用できるソースは、CDとAM/FMチューナー。CD部分は、音楽CDとCD-DAにのみ対応。MP3やWMAといったデータが保存されたCD-R/RWなどの再生には対応していない。USBポートを装備しているが、これは汎用ではなくアップル製品との接続専用となっている。
アンプはフルデジタル方式で、実用最大出力はSC-HC58とSC-HC38が20W×2で、SC-HC28が5W×2。「ヘビー」「ソフト」「クリア」「ボーカル」「フラット」の5種類のプリセットイコライザーを利用できるほか、BASS/TREBLE独立のトーンコントロール機能も搭載する。また、SC-HC58とSC-HC38では、臨場感とボーカルのクリアさを両立させた「ダイレクト・ボーカル・サラウンド」を採用している。
スピーカーは、SC-HC58とSC-HC38がφ6.5cmコーン型フルレンジ×2にφ8cmパッシブラージエーター×4を備え、SC-HC28がφ8cmコーン型×2を備える。SC-HC58とSC-HC38のパッシブラージエーターは、左右のチャンネルに2本ずつ、それぞれ前向きと後ろ向きに配置されている。また、SC-HC58のスピーカーは、竹繊維の振動板を採用するナノバンブースピーカーだ。
本体サイズは、SC-HC58とSC-HC38がW500×D84×H204mmで、SC-HC28がW400×D110×H213mm。重量は、SC-HC58とSC-HC38が約2.6kgで、SC-HC28が約2kgとなっている。