郊外田園クラブは愛知県日進市に、愛知県で初めてとなる市民農園整備促進法の指定を受けた市民農園「郊外田園クラブ下田ビレッジ」を、2013年4月に開設する。下田ビレッジは、名古屋市天白区に隣接する日進市赤池町の農業振興地域に位置する。
メイン農園、サブ農園合わせて1,000坪
プライベートエリアとして、キッチンガーデン講座の受講者が担当する専用実習農地(3m×5m)が81区画あり、更衣室・トイレ・多目的ホールなどを備えた休憩施設兼管理棟であるクラブハウスも設置する。また、利用者が車で通うために、駐車スペースは40台分設置する。
専用実習農地で「キッチンガーデン講座」
郊外田園クラブのメイン講座として、キッチンガーデン講座・通年コースを開催する。期間は12カ月で、オーナメンタル・キッチンガーデンという欧州スタイルの家庭菜園について学ぶ。毎月、座学90分と実習90分で構成される講習会で、受講者は専用実習農地にて、講座内容に沿った野菜作りを行う。月額1万円で2名まで参加可能。
また、スタッフは常駐しているため、開園時間中は何度でも通園し、自分たちの農地を手入れできる。およそ2週間に1回は手入れが必要となるが、間隔が開いてしまう場合は、クラブによるメンテナンス(有料)が行われる。
園芸・グルメ・アートなどの「農カルチャー教室」も
キッチンガーデン講座以外にも、フラワー・園芸、ヘルス・グルメ、工芸・アート等の分野で活躍する講師を招いた「農カルチャー教室」も開催。受講者はカリキュラム・メンバーの資格が与えられ、クラブハウスの一部を利用することができる。
また、パブリック広場では、土日を中心に年間100日新鮮野菜を販売する「マルシェ」を開催。野菜の他に、花苗、野菜苗、加工品、手工芸品などの催事も行う。
3月2日、3日、9日、10日、16日、17日、20日、23日、24日には、キッチンガーデン講座の現地説明会を開催する。時間など詳細は郊外田園クラブ公式サイトで案内している。