玩具メーカーのトミーテックと、ラジオ局のニッポン放送・TBSラジオ・文化放送がコラボレーションを果たし、1970年代に各局で活躍した「ラジオカー」がダイキャスト製コレクションミニチュアカーシリーズ「トミカリミテッドヴィンテージ」として3月23日(土)に発売される。

3月23日(土)に発売される『トミカリミテッドヴィンテージ 昭和のラジオデイズ』

一昨年で60周年を迎えた民放ラジオだが、最初の黄金期は深夜放送が若者文化の最先端となり、都市とカルチャーが密接な関係にあった1970年代。裏道でも入って行ける乗用車ベースの「ラジオカー」は、モータリゼーションと都市文化という1970年代の象徴として、変わり行く街や人々のリアルタイムの姿を伝えるために重要な存在だった。現在、より深くピンポイントな情報を迅速に伝えられるメディアとしてラジオは再び脚光を浴びているが、単なるノスタルジー以上に、タイムリーな製品化となる。

商品は『トミカリミテッドヴィンテージ 昭和のラジオデイズ』と題して「LV-Ra03 日産ローレル1800デラックスB ニッポン放送 ニッポン1号」「LV-Ra01 日産スカイラインバン TBSラジオカー」「LV-Ra02 三菱コルトギャランAIIカスタム 文化放送トピッカー」の3種類を発売し、価格は各1,995円。全長は約7cmで、各局の全面協力のもと実車のカラーリングを極力再現している。

「LV-Ra03 日産ローレル1800デラックスB ニッポン放送 ニッポン1号」パッケージ写真

ニッポン放送の高嶋秀武氏

さらに、それぞれのパッケージにはニッポン放送の高嶋秀武氏、TBSラジオの毒蝮三太夫、文化放送・吉田照美という各局の顔ともいえる著名パーソナリティが、ラジオカーとの思い出を振り返るインタビューを掲載。インタビュアーおよび原稿執筆は、娯楽映画研究家として知られる佐藤利明氏が担当し、長年現場で活躍するパーソナリティからさまざまなエピソードが語られるという。

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