米Hewlett-Packard (HP)は2月24日(現地時間)、同社初のAndroidタブレット「HP Slate 7」を発表した。4月に米国で発売する。価格は169ドルから。GoogleのNexus 7 16GBモデル(199ドル)よりも安く、HPは「Googleのモバイルサービスを簡単に使える手頃な価格のAndroid Jelly Bean搭載コンシューマタブレット」とアピールしている。
HP Slate 7は、画面解像度が1024×600、内蔵ストレージは8GBからと、Nexus 7 16GBモデルより見劣りする数字が並ぶが、内蔵ストレージを補うmicro SDカード・スロットを装備し、また前面のVGAカメラに加えて、Nexus 7にはない背面のメインカメラ(3メガピクセル)を搭載する。低価格ながら、汎用タブレットとして機能が揃っている。
ディスプレイは、High-aperture-ratio Field Fringe Switching (HFFS)パネル。CPUはデュアルコア 1.6GHzのARM Cortex A9。オーディオシステムにBeatsオーディオテクノロジを採用。OSはAndroid 4.1 Jelly Beanだ。サイズは197×10.7×116ミリ、重さは約369グラム。シルバーとレッドの2色が用意される。