女優から歌手とさまざまなアーティスト活動を続けているアメリカのリンジー・ローハンが、ピットブルに対して起こした訴訟に敗訴した。
リンジーは、ピットブルのヒット曲「ギブ・ミー・エブリシング」に「リンジー・ローハンみたいにムショにぶち込まれちゃうぜ」という歌詞が使われていることを理由にピットブルを訴え、ピットブルに対して自分の名前を使用する許可を与えたことは一度もないと主張。同曲から得た収益の一部を要求していた。
しかし、2月21日にニューヨーク州連邦裁判所は、同曲は芸術活動における単なる表現にすぎないもので、アメリカ合衆国憲法修正第1条で保障された権利、表現や宗教の自由に則っているとし、リンジーの起訴を却下。さらに判事は、曲中でリンジーの名前が使われているのはごく一部であることから、リンジーが訴えた精神的苦痛を一蹴している。
そんなトラブルの多いリンジーだが、多々ある法廷トラブルからくるストレスを乗り越えられるよう、最近は家族の助けを得ているようだ。
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