タムロン、伝統の90mmマクロレンズのニコンマウント用を3月2日に発売

タムロンは2月22日、「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)」のニコンマウント用の発売日と価格が決定したと発表した。発売日は3月2日で、価格は94,500円。

35mmフルサイズに対応した90mmの等倍マクロレンズ。すでにキヤノンマウント用が発売されていたが、今回ニコンマウント用モデルの発売日と価格が正式決定した。タムロン伝統の焦点距離90mmのマクロレンズで、光学系を刷新し手ブレ補正機能「VC」を搭載。超音波モーター「USD」により静粛性を高めている。

高級特殊素材「XLDレンズ」2枚と「LDレンズ」1枚を使用し、諸収差を徹底的に補正。絞り羽枚数は9枚の円形絞りで美しいボケ味を表現する。従来の「BBARコーティング」よりも反射防止性能を上げた「eBANDコーティング」を採用。ゴーストを低減しクリアで抜けの良い画質を提供する。

主な仕様は、焦点距離が90mm(35mmフィルム換算)、明るさがF/2.8、最小絞りがF/32。レンズ構成は11群14枚、絞り羽枚数は9枚(円形絞り)、画角は27度2分(APS-C換算で17度37分)。最短撮影距離は0.3m、最大撮影倍率が1:1、ワーキングディスタンスは139mmとなっている。

フィルター径は58mm。丸形フードが付属し、本体サイズは長さ114.5mm(レンズ先端からマウント面まで)、全長122.9mm(レンズ先端から突出部を含むレンズ後端まで)、最大径76.4mm、重量は550g。