マーケティング事業を行うライフメディアは、全国の60歳以上の男女を3,611名を対象に、終活・エンディングノートに関する調査を実施した。調査期間は2月7日から2月13日。
終活を知っている人は3割、エンディングノートを知っている人は7割
「終活」という言葉を知っているかたずねたところ、「知っている」と答えた人は27%で、女性の方がやや認知度が高いことがわかった。
また、「エンディングノート」という言葉を知っているかたずねたところ、64.5%が「知っている」と回答。昨年の調査と比べ、20ポイント以上認知度が上がり、女性の76.5%が認知しているという結果になった。
6.1%がエンディングノートを実際に書いている
エンディングノートを書いているかたずねたところ、実際に書いている・書いている途中の人は6.1%。一方、今後「書いてみたい」と思っている人は47%おり、女性の半数は「書いてみたい」と思っていることが判明した。
エンディングノートの内容は「終末期医療のこと」が最多
エンディングノートを書いている・書いてみたい人に、その内容を尋ねたところ、「終末期医療のこと(68.8%)」「自身の葬儀や墓のこと(68.6%)」「家族への感謝のメッセージ(67.7%)」が上位にあがっている。
エンディングノートを書く理由「遺品整理や遺産で面倒をかけたくない」
エンディングノートを書く理由としては、「遺品整理や遺産で面倒をかけたくないから(61.4%)」「最後は自分で始末をつけたいから(53.1%)」「終末期の希望を伝えたいから(50.2%)」などの声が多かった。
遺言書を用意済みの人は2.4%にとどまる
なお、法的拘束力のある「遺言書」をすでに用意している人は2.4%。用意したいと考えている人は15.7%ほどとなっている。