アスキー・メディアワークスは、角川アスキー総合研究所と共同で「子どもライフスタイル調査2013冬」を実施した。調査対象は、小学校1年生から6年生までの男女計785名、調査期間は、2012年12月1日から2013年1月21日。
スマホとタブレットの使用率は、男女ともに1割にとどまる
まず、自分で使っているデジタル情報機器について聞いたところ、「スマートフォン」および「タブレット」の使用率は、どちらも男女ともに1割程度にとどまった。一方、ほしいものについては、「スマートフォン」「タブレット」いずれも男女ともに30%弱。スマートフォンと同様にタブレットにも興味を持っていることがわかった。
小学校4年から6年の女子約3割が、ボーカロイドの楽曲を聴いている
また、ボーカロイド(初音ミクなど)の楽曲について聞いたところ、小4年生から6年生の男子の15.4%、小4年生から6年生の女子28%が「よく聴く」または「たまに聴く」と回答している。
4年生から6年生の男子は、1日3時間37分テレビを見ている
1日あたりそれぞれのメディア接触に、どのくらい時間を使っているかを聞いたところ、男女とも最も接触時間が長いのは「テレビ」だった。4年生から6年生での時間が長く、男女とも3時間を超えている。
次いで長いのが「ゲームをする」で、男子4年生から6年生で2時間19分、女子4年生から6年生で1時間8分。また、「本を読む」時間が最も長いのは、女子4年生から6年生で、1日あたり54分と男子より20分ほど長い結果となった。
なお、「パソコンを使う」時間は、男子小4年生から6年生は1日あたり39分、女子小4年生から6年生は1日あたり27分となっている。
男女ともに、3割以上が読書時間は増えていると回答
読書時間についての質問では、男子の32%、女子の42%が「以前より増えている」と回答。一方、「以前より少なくなっていると思う」と回答したのは、男子は23%、女子は18%だった。