3月1日公開の映画『フライト』のブルーカーペットイベントが21日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われ、来日中のデンゼル・ワシントンとロバート・ゼメキス監督、女優の武井咲が出席した。
ロバート・ゼメキス監督とデンゼル・ワシントンがタッグを組んだ衝撃と感動の物語『フライト』。本年度のアカデミー賞で、D・ワシントンが本作で主演男優賞にノミネートされるなど、公開前から注目を集めている。ともに4度目の来日を果たした二人が、この日行われたブルーカーペットイベントの登場した。
劇場に会場を移して試写会前の舞台あいさつが行われ、開口一番「ありがとう!」と流暢な日本語で観客に感謝の言葉を口にしたD・ワシントンは「日本に来れてうれしく思います。この『フライト』のPRで世界中を回っていますが、皆さん本当に楽しんで頂けているので、日本の皆様にも必ず楽しんで頂けると思います」とアピール。そんなデンゼルについてR・ゼメキスは「デンゼルとの仕事は毎日が喜びでした。彼は偉大な役者の一人で、真のプロフェッショナル。用意周到に臨んでくれるし、監督としてはこれ以上にない役者さんでしたよ」と絶賛した。
舞台あいさつの途中に、武井咲が登壇して二人に花束を贈呈。武井は「今回はお二人に会えてすごく嬉しいです。一足先に映画を見させていただきましたが、ラストシーンは本当にスリルというか胸がドキドキしましたし、人間ドラマとしても感動しました」と感想を。さらに「私もいつかハリウッドの映画に出たいのですが、どのような努力が必要ですか?」と質問すると、R・ゼメキス監督が「今なさっている仕事を続けることが大事ですよ」とアドバイスを送った。映画『フライト』は、3月1日より丸の内ピカデリーほか全国公開。