新たに加わった高知県(左)と徳島県(右)。両県とも画像提供:Google

Googleは2月20日、無料提供している地図検索サービス「ストリートビュー」の国内の地域を拡大したことを発表した。

四国全県をストリートビューで見ることが可能に

ストリートビューはGoogleマップ機能のひとつで、自分が道路に立っている状態で風景を360度表示できる。今回のアップデートで、新たに高知県、徳島県の2県がストリートビューで閲覧可能に。これにより、四国全県がストリートビューで見られるようになった。

さらに群馬県、長野県、山梨県、静岡県、福井県、岐阜県、愛媛県などは、市街地を含む地域も見ることができる。

今回のアップデートで、カメラ位置を下げた再撮影をほぼ完了した。ぼかしの依頼を受けた場所、交通規制などの理由で撮影ができなかった場所、東日本大震災デジタルアーカイブの対象地域を除いて、カメラ位置の低い画像に切り替わっている。

ストリートビューコレクションで、徳島の阿波踊りが見られる!

また、全国各地の博物館内をはじめ、善光寺などの寺社仏閣、東京外国語大学などの大学施設を含む172カ所が、ストリートビューのスペシャルコレクションに加わった。今回のスペシャルコレクションには、徳島市観光協会の協力で、トライク(三輪車)で撮影した、徳島の阿波踊りを見ることができる。

ストリートビューのスペシャルコレクション「徳島の阿波踊り」提供:Google

詳細な拡大地域については、Google Japan Blogで案内している。