パナソニックは2月21日、同社が展開するインテリア住宅部材「リビエ リアロ」とデザインを揃えたモデルなど、LEDシーリングライト40品番を発表した。発売は3月1日。希望小売価格は47,250円~121,800円。
住宅部材と同じデザインを採用するLEDシーリングライト
照明は、家電製品であると同時に、部屋のインテリアとしての側面も持っている。そのため、部屋のデザインにマッチした照明器具を選ぶことができるということは、重要なポイントだ。
パナソニックで照明機器を取り扱っているエコソリューションズ社では、2011年にパナソニックと合併した旧パナソニック電工が取り扱っていた電気設備、住宅設備・建材などもその守備範囲としている。
同社の「リビエ リアロ」は、突き板仕上げに近い素材感の樹脂化粧シートを採用する、ナチュラル指向のインテリア住宅部材だ。内装ドア、クローゼット扉、階段、手すり、インテリアカウンター、システムファニチャー、玄関収納、床材など、さまざまな製品がラインナップされている。カラーは、リアロメープル柄、リアロオーク柄、リアロチェリー柄、リアロウォールナット柄の4種類から選ぶことが可能だ。
今回発表されたLEDシーリングライトのうち12品番は、このリビエ リアロと同じ素材を使用したモデルだ。8畳用、10畳用、12畳用で、それぞれリビエ リアロと同じ4色のカラー展開が行われる。希望小売価格は、8畳用が50,400円、10畳用が56,700円、12畳用が63,000円だ。また、LEDシーリングライトだけでなく、ブラケットを5月1日に、ダイニングペンダントを4月21日に発売予定で、部屋全体をトータルでカラーコーディネートすることが可能となる。
既存の蛍光灯タイプのシーリングライトから交換するLEDシーリングライト
LEDシーリングライトは、蛍光ランプ使用したシーリングライトに比べて、小型化が可能だ。そのため、蛍光灯を使ったシーリングライトを取り付けてあった部屋で、同じ明るさのLEDシーリングライトに交換した場合、それまで付けていたシーリングライトの跡が天井に残ってしまう場合がある。
セードの外周に太い枠が設けられ、直径が800mmとなっていることで、それまで使っていた照明器具の跡を隠せるLEDシーリングライトが、8畳用、10畳用、12畳用の3サイズ、2種類のデザインで登場する。希望小売価格は、8畳用が57,750円、10畳用が64,050円、12畳用が70,350円だ。
以上の18品番以外にも、リビング向け、寝室向け、子供部屋向けなどのLEDシーリングライト22品番も同時発表されており、同社のLEDシーリングライトのラインナップは、合計で150品番を超える数となった。なお、今回発表された製品は、すべて電材ルート向けで、一般の家電販売店には流通しない。