ASUSTeK Computerは21日、通常のディスプレイに加えて、天板面にもディスプレイを搭載したデュアルスクリーン仕様のUltrabook「ASUS TAICHI」の2013年春モデルを発表した。新たにIntel Core i5プロセッサ搭載モデルや最新版のMicrosoft Office 2013搭載モデルを用意するなど、ラインナップを拡充した。3月中旬以降の発売を予定。
「ASUS TAICHI」は、通常のディスプレイ面に加えて、外側の天板部分にマルチタッチ対応ディスプレイを備える、世界初となるデュアルスクリーン搭載Ultrabook。どちらのディスプレイにも11.6型ワイドのフルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶を採用する。 2つの画面を使って、「ノートパソコンモード」「タブレットモード」「ミラーモード」「デュアルスクリーンモード」の4つのモードで利用ができる。
このほか、高速SSDの搭載や、暗闇での入力もしやすいイルミネートキーボード、同社独自の音響技術「ASUS SonicMaster」といった機能を搭載する。
上位モデル「TAICHI21-3537」の主な仕様は、CPUはIntel Core i7-3537U(2.0GHz/Turbo時3.1GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 DDR3 4GB、ストレージが256GB SSD、ディスプレイは11.6型ワイドフルHD IPS液晶(1,920×1,080ドット)×2、OSはWindows 8 64bit。店頭予想価格は154,800円。
下位モデル「TAICHI21-3337」の主な仕様は、CPUはIntel Core i5-3337U(1.8GHz/Turbo時2.7GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 DDR3 4GB、ストレージが128GB SSD、ディスプレイは11.6型ワイドフルHD IPS液晶(1,920×1,080ドット)×2、OSはWindows 8 64bit。店頭予想価格は129,800円。
「TAICHI21-3337」のOffice 2013搭載モデル「TAICHI21-3337S」の店頭予想価格は154,800円。
インタフェースは共通で、USB 3.0×2、mini-VGA×1、microHDMI×1、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、Bluetooth 4.0、マイク/ヘッドホンコンボジャック×1、メモリースロット(SDメモリーカード対応)、Webカメラ(イン:92万画素、アウト:500万画素)など。イーサネットアダプターと専用のEMRペンが標準で付属する。バッテリ駆動時間は「TAICHI21-3537」が約5.6時間、「TAICHI21-3337」が約5.3時間。
本体サイズと重量は、W306.6×199.3×3~17.4mm、約1.25kg。